従来の酸素濃縮器は二酸化炭素も濃縮

医療用・非医療用を問わず、世界中の全ての酸素濃縮器は、酸素と共に空気中の二酸化炭素も同時に濃縮しています。濃縮率は酸素と同じで4~4.7倍ですから室内の二酸化炭素が700ppmあれば2,800~3,290ppmとなります。厚生労働省は建築物環境衛生管理基準で室内の二酸化炭素を1,000ppm以下に抑えるよう定めています。この上限値の3倍の二酸化炭素が酸素と共に酸素濃縮器から供給されています。
新開発の二酸化炭素を除去するフィルター(CO2 Filter)は好ましくない過剰の二酸化炭素を除去します。

酸素マスクでも過剰の二酸化炭素を吸っています

また、世界中で使用されている従来の酸素マスクは構造上、鼻と口を一体的に覆いますので、呼気に含まれる高濃度の二酸化炭素がマスク内に滞り、それを繰り返し吸い込むということが問題になっていました。
新開発の酸素マスク(CO2 Free Mask)はマスク内で鼻と口部分を仕切り、口部分を開放しました。そして鼻で酸素を吸い、口から呼気(二酸化炭素)をはき出すことで、吸気(酸素)と呼気(二酸化炭素)が混ざることがなく気持ちよく効率的に高濃度酸素を摂取できるようになりました。

この2つの新製品を独占的に標準付属したのが「シェンペクス式酸素濃縮器」で、世界で初めての商品です。